日帰り白内障手術
cataract-surgery
日帰り白内障手術
杉本眼科医院(神奈川県秦野市鶴巻北2-2-26/小田急線 鶴巻温泉駅より徒歩3分)では、入院の必要がない日帰りの白内障手術を行っています。
手術そのものにかかる時間は片眼あたりおよそ10分で、点眼麻酔を用いるため手術中の痛みはほとんどありません。手術後は院内で少し休んでいただき、その日のうちにご自宅へお帰りいただけます。
「新聞の文字が読みにくい」「夜の車のライトがまぶしい」「メガネを作り替えても見え方が改善しない」といった症状は、白内障のサインであることがあります。まずは検査だけでもご相談ください。
白内障とは|目のレンズが濁って見えにくくなる病気
白内障とは、目の中でレンズの役割をしている水晶体が濁ることで、光がうまく網膜に届かなくなり、見え方が低下する病気です。
最も多い原因は加齢によるもので、一般に80歳代ではほとんどの方に、何らかの白内障による水晶体の変化がみられるとされています。
加齢以外にも、糖尿病などの全身疾患、目のけが、ぶどう膜炎などの目の病気、ステロイド薬の長期使用、強い紫外線などが原因になることがあります。
濁ってしまった水晶体は、点眼薬で元の透明な状態に戻すことはできません。点眼薬は進行を遅らせる目的で使われるもので、視力を回復させる方法は現在のところ手術のみです。

一方で、白内障は急いで手術をしないと失明する病気ではありません。日常生活にどれくらい支障が出ているかを基準に、手術の時期をご本人と相談しながら決めていきます。
こんな見え方は白内障のサインかもしれません

- 視界が全体的にかすむ、白っぽく霧がかかったように見える
- 晴れた日の屋外や、夜間の対向車のヘッドライトがまぶしい
- メガネを作り替えても、しばらくすると見えにくくなる
- 新聞や本の細かい文字が読みづらくなった
- ものが二重・三重にダブって見える(片目で見ても重なる)
- 以前より色味が沈んで、黄色がかって見える
- 暗い場所では見えるのに、明るい場所で見えにくい
これらの症状は緑内障や加齢黄斑変性など、別の目の病気でも起こることがあります。
自己判断せず、眼科での検査で原因を確かめることが大切です。
白内障手術を考えるタイミング
白内障手術に「何歳になったら」「視力が何以下になったら」という絶対的な基準はありません。
判断のいちばんの目安は、ご自身が日常生活で不便を感じているかどうかです。
次のような状況にあてはまる場合は、手術を検討する時期にきていると考えられます。
- 運転免許の更新時に、視力が基準に届くか不安がある
- 趣味(読書・手芸・ゴルフ・園芸など)が以前のように楽しめない
- 段差や足元が見えにくく、転倒が心配になってきた
- 料理や家事で、見えにくさによるヒヤリとする場面が増えた
- 白内障が進行して、緑内障など他の目の病気の検査・治療の妨げになっている
なお、白内障を長く放置すると水晶体が硬くなり、手術の難易度が上がったり、目の中の圧力(眼圧)が上がって別の病気を併発したりすることがあります。
「まだ我慢できるから」と何年も様子を見るのではなく、定期的に検査を受けながらタイミングを見極めることをおすすめします。
杉本眼科医院の日帰り白内障手術の特徴
入院不要、手術当日にご帰宅いただけます
手術と聞くと入院を思い浮かべる方が多いのですが、当院の白内障手術は日帰りで受けていただけます。
ご来院から手術、術後の休憩を含めても、院内での滞在時間はおよそ1時間半程度です。
住み慣れたご自宅で術後を過ごせるため、入院による生活リズムの変化やご家族の負担を抑えられます。
手術までの検査から術後の経過観察まで、同じ院内で完結します
手術前の精密検査、手術当日、そして翌日以降の経過観察まで、すべて当院で対応します。
他院へ移動していただく必要がないため、通院の負担が少なく、経過を継続して確認できます。
ご高齢の患者様や、ご家族の送迎が必要な方にも通っていただきやすい体制です。
単焦点から多焦点まで、幅広い眼内レンズに対応しています
健康保険が適用される単焦点眼内レンズに加えて、当院ではHOYA・アルコン・AMO(ジョンソン・エンド・ジョンソン)3社の多焦点眼内レンズを取り扱っています。
乱視のある方向けのトーリックモデルもご用意しており、患者様の見え方のご希望に合わせて幅広くご提案できます。
院内はバリアフリー設計、駐車場20台完備
院内はバリアフリー設計で、診察室も広くとっているため車椅子のまま移動できます。
駐車場は20台分をご用意しています。
小田急線 鶴巻温泉駅から徒歩3分と、電車でお越しの方にも通いやすい立地です。
ただし散瞳(瞳を開く)検査を行った日は、数時間まぶしさやピントの合いにくさが続くため、ご自身の運転でのご来院はお控えください。
土曜日も診療しています
平日にお休みを取りづらい方のために、土曜日も18時まで診療しています(第2・第4土曜日は休診)。
「手術を受けるかどうかまだ決めていないが、話だけ聞いてみたい」という段階でのご相談も歓迎です。
マイナ保険証・クレジットカード決済に対応
マイナンバーカードの健康保険証利用に対応しています。お会計はクレジットカードでのお支払いも可能です。
初診から手術・術後までの流れ
初診から手術当日までは、通常4〜8週間程度をみていただきます。全体の流れは次のとおりです。
| 段階 | 内容 |
|---|---|
| 1. 初診・診察 | 視力検査、眼圧検査、細隙灯顕微鏡検査、眼底検査などで白内障の進行度を確認します。 他の目の病気がないかもあわせて調べます。 |
| 2. 手術の説明・日程決定 | 手術の内容、眼内レンズの選択肢、費用、起こりうる合併症についてご説明します。 ご納得いただいたうえで手術日を決めます。ご家族と一緒にお聞きいただけます。 |
| 3. 術前検査 | 目の長さ(眼軸長)や角膜のカーブを測定し、入れる眼内レンズの度数を計算します。 血液検査など全身状態の確認を行う場合もあります。 |
| 4. 手術前日〜当日朝 | 感染予防のため、指示された点眼薬を決められた回数さしていただきます。 当日の食事や内服薬については個別にご案内します。 |
| 5. 手術当日 | 点眼麻酔のうえ、濁った水晶体を超音波で細かく砕いて取り除き、かわりに眼内レンズを挿入します。 片眼あたりおよそ10分です。術後は院内で休憩してからご帰宅いただきます。 |
| 6. 手術翌日 | ご来院いただき、眼帯を外して見え方と目の状態を確認します。 以降しばらくは点眼薬を続けていただきます。 |
| 7. 経過観察 | 1週間、2週間、1か月後などのタイミングで通院いただき、見え方が安定してから必要に応じてメガネを合わせます。 |
両眼の手術が必要な場合は、片眼ずつ日をあけて行うのが一般的です。間隔は目の状態や生活状況に応じて調整します。
眼内レンズの種類と選び方
白内障手術では、取り除いた水晶体のかわりに人工のレンズ(眼内レンズ)を目の中に入れます。
眼内レンズは大きく単焦点レンズと多焦点レンズに分かれ、それぞれ見え方の特性と費用が異なります。
どちらが優れているというものではなく、お仕事や趣味、ふだんの生活で「どの距離をいちばんよく見たいか」によって適したレンズが変わります。
| 単焦点眼内レンズ | 多焦点眼内レンズ | |
|---|---|---|
| ピントが合う距離 | 遠く・中間・近くのうち1か所 | 複数の距離 |
| メガネの必要性 | ピントを合わせていない距離では必要 | メガネを使う場面を減らしやすい |
| 費用の扱い | 健康保険が適用されます | 選定療養として、保険診療分に加えてレンズ代の差額が自己負担になります |
| 留意点 | 見え方のコントラストが得られやすい一方、老眼鏡や遠用メガネが必要になります | 夜間に光がにじむ・輪が見える(ハロー・グレア)と感じる場合があります。慣れるまで時間がかかることがあります |
当院では、HOYA・アルコン・AMO(ジョンソン・エンド・ジョンソン)3社の多焦点眼内レンズを取り扱っています。
3焦点タイプ、焦点深度拡張型(EDOF)、連続焦点型のいずれにも対応しており、乱視矯正用のトーリックモデルもご用意しています。
各レンズの見え方の違いや費用については、下記のページで詳しくご説明しています。
当院では、術前の検査結果と患者様の生活スタイルをうかがったうえで、どのレンズが合うかを一緒に検討します。
「車の運転をよくする」「手元で細かい作業をする」「読書の時間が長い」など、ふだんの過ごし方を遠慮なくお聞かせください。
なお、多焦点眼内レンズはすべての方に適しているわけではありません。
黄斑疾患・緑内障・角膜疾患などをお持ちの方や、夜間の運転が多い職業の方などは、慎重な検討が必要です。
白内障手術の費用の目安
白内障手術(水晶体再建術)は、健康保険が適用される治療です。
単焦点眼内レンズを使用した場合の、片眼あたりの自己負担額の目安は次のとおりです。
検査料、薬剤料、手術後の通院費などは別途かかります。
| 自己負担割合 | 片眼あたりの手術費用の目安 |
|---|---|
| 1割負担 | 約15,000円 |
| 2割負担 | 約30,000円 |
| 3割負担 | 約45,000円 |
自己負担額が高額になる場合は、高額療養費制度の対象となることがあります。
加入されている健康保険の窓口で「限度額適用認定証」を事前に取得しておくと、窓口でのお支払いを自己負担限度額までに抑えられます。
また、民間の医療保険に加入されている場合、日帰り手術でも手術給付金の対象になることがありますので、保険会社にご確認ください。診断書が必要な場合は当院で作成いたします。
※費用は診療報酬改定により変動します。実際の金額は診察時に個別にご案内いたします。
多焦点眼内レンズを選択した場合の費用
多焦点眼内レンズを希望される場合は「選定療養」の扱いとなります。
選定療養とは、保険診療と自己負担分を組み合わせて受けられる制度のことで、手術・検査・お薬には健康保険が適用され、多焦点眼内レンズ代金の差額のみが自己負担になります。全額が自己負担になるわけではありません。
当院の多焦点眼内レンズ代金は、片眼あたり32万円〜40万円(税込)です。レンズの種類と乱視矯正の有無によって金額が異なります。
両眼の手術を受けられる場合は、上記の2倍の費用がかかります。詳しくは下記のページをご覧ください。
手術に伴うリスク・合併症について
白内障手術は国内で広く行われている手術ですが、どのような手術にも一定のリスクがあり、すべての方に同じ結果が得られることを保証するものではありません。起こりうる主なものは次のとおりです。
- 後発白内障:手術後、数か月から数年経って、眼内レンズを支えている膜が濁り、再び見えにくくなることがあります。外来でのレーザー処置で対応できます。
- 感染症(眼内炎):頻度は低いものの、目の中に細菌が入って強い炎症を起こすことがあります。予防のため、術前・術後の点眼を確実に行っていただきます。
- 後嚢破損:水晶体を包む膜が手術中に破れることがあります。その場合は術式を変更して対応します。
- 術後の眼圧上昇・炎症:一時的に眼圧が上がったり、炎症が長引いたりすることがあります。点眼薬などで治療します。
- 目標とした度数とのずれ:眼内レンズの度数は計算で決めますが、術後の見え方が予定と多少異なる場合があります。必要に応じてメガネで調整します。
- もともとある他の目の病気の影響:緑内障、加齢黄斑変性、糖尿病網膜症などがある場合、手術で水晶体の濁りを取り除いても、視力の改善が限られることがあります。
当院では手術前に、患者様の目の状態から予想される経過と、起こりうるリスクについて具体的にご説明します。
疑問や不安な点は、どんなことでも遠慮なくお尋ねください。
手術後の生活で気をつけること
手術翌日から、多くの日常生活は再開できます。
ただし感染を防ぐため、目に水やほこりが入る行為はしばらく制限があります。
再開時期の目安は次のとおりです(目の状態により個別に指示します)。
| 項目 | 再開の目安 |
|---|---|
| テレビ・読書・スマートフォン | 眼帯装用にて当日より可能です |
| 食事・トイレ・歩行 | 手術当日から通常どおりです |
| 首から下のシャワー | 手術翌日から可能です |
| 洗顔・洗髪 | おおむね術後4日〜1週間 |
| 化粧(アイメイク) | おおむね術後2週間 |
| 自動車の運転 | 見え方が安定し、医師の許可が出てから |
| 軽い運動・散歩 | おおむね術後1週間 |
| 水泳・温泉・サウナ | おおむね術後2週間 |
| 庭仕事・畑仕事 | 土ぼこりが入りやすいため、医師の許可が出てから |
手術後は、目をこすったり押したりしないでください。処方された点眼薬は、決められた回数・期間を守って続けることが大切です。強い痛み、急な視力低下、目の充血の悪化などがあった場合は、予定の受診日を待たずにご連絡ください。
日帰り白内障手術についてよくあるご質問
Q1. 手術は痛いですか?
A. 点眼麻酔を使用するため、手術中に強い痛みを感じることはほとんどありません。
目に何かが触れている感覚や、まぶしさを感じる方はいらっしゃいます。痛みに不安が強い方は、事前にお申し出ください。
Q2. 手術時間はどのくらいですか?
A. 手術そのものは片眼あたりおよそ10分です。
ただし、白内障の進行度や目の状態によっては、これより長くかかることもあります。
受付から帰宅までの院内滞在時間は、およそ1時間半程度をみてください。
Q3. 本当に入院しなくて大丈夫ですか?
A. はい、当院の白内障手術は日帰りで受けていただけます。
手術後は院内でお休みいただいたうえで、その日のうちにご帰宅いただきます。
ただし、全身の状態やお一人での通院が難しい場合など、入院での手術が望ましいと判断したときは、適切な医療機関をご紹介します。
Q4. 手術当日は一人で帰れますか?
A. 手術後は眼帯を装用し、見え方が普段と異なる状態になります。
転倒などを防ぐため、ご家族の付き添いをおすすめしています。ご自身での自動車・自転車の運転は絶対にお避けください。
Q5. 両目とも手術が必要な場合、同じ日にできますか?
A. 片眼ずつ、日をあけて行うのが一般的です。
先に手術した目の経過を確認してから、もう一方の手術日を決めます。
間隔は目の状態や生活の状況に合わせて調整します。
Q6. 手術後はメガネがいらなくなりますか?
A. 使用する眼内レンズによって異なります。
単焦点レンズの場合、ピントを合わせた距離以外はメガネが必要になります。
多焦点レンズはメガネを使う場面を減らしやすいレンズですが、まったく不要になることを保証するものではありません。見え方が安定する術後1か月ごろを目安に、必要に応じてメガネを合わせます。
Q7. 選定療養とは何ですか?多焦点レンズは全額自己負担になりますか?
A. 選定療養とは、保険診療と自己負担分を組み合わせて治療を受けられる制度です。
多焦点眼内レンズを選択した場合でも、手術・検査・お薬には健康保険が適用され、自己負担となるのはレンズ代金の差額のみです。手術費用まで含めて全額自己負担になるわけではありません。
Q8. 白内障は放置するとどうなりますか?
A. 白内障は少しずつ進行し、放置すると視力の低下が進みます。
さらに進行して水晶体が硬くなると、手術の難易度が上がったり、急性緑内障発作など別の病気を引き起こしたりすることがあります。見えにくさを感じたら、早めに眼科で検査を受けてください。
Q9. 目薬で白内障は治りますか?
A. 点眼薬で、いったん濁った水晶体を元の透明な状態に戻すことはできません。
点眼薬は進行を遅らせる目的で使われるもので、視力を回復させる方法は手術のみです。
Q10. 持病があっても手術は受けられますか?
A. 高血圧、糖尿病、心疾患などの持病がある方でも、手術を受けられる場合が多くあります。
ただし血液をさらさらにするお薬を服用中の方など、事前に主治医と連携が必要なケースがあります。
お薬手帳を必ずご持参ください。
Q11. 何歳まで手術を受けられますか?
A. 年齢の上限は設けていません。90歳を超えて手術を受けられる方もいらっしゃいます。
大切なのは年齢よりも、全身の状態と、手術中に一定時間じっとしていられるかどうかです。診察時に判断します。
Q12. 秦野市以外からでも受診できますか?
A. はい、可能です。伊勢原市、平塚市、厚木市など近隣の市からも通院いただいています。
小田急線 鶴巻温泉駅から徒歩3分、駐車場は20台分をご用意しています。
Q13. 紹介状は必要ですか?
A. 紹介状がなくても受診いただけます。他院で白内障と診断され、手術についてご相談されたい場合も歓迎です。
これまでの検査結果や診療情報提供書をお持ちであれば、ご持参ください。
見えにくさが気になったら、まずはご相談ください
白内障は、手術を受けるかどうかをすぐに決める必要のある病気ではありません。
まずは検査を受けて、いまの目の状態を知ることから始めましょう。「手術をするか迷っている」という段階でのご相談も歓迎しています。